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プロジェクトマネージャーとは?仕事内容や向いている人、必要なスキルを紹介

白根 佑一 2023-08-06 16:35:26

プロジェクト全体の進行を取りまとめるプロジェクトマネージャー。主にIT業界を中心に活躍する職種ですが、詳しい仕事内容が分からない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、プロジェクトマネージャーの仕事内容や必要なスキル、年収相場などをまとめて紹介します。

 

プロジェクトマネージャー(PM)とは

プロジェクトマネージャーとは、プロジェクト全体の進行を管理する職種です。業務だけでなく、予算や品質、納期など、全てに責任を持つ重要な役目を持っています。

そしてチーム全体をまとめ、プロジェクトを成功に導くのが仕事です。責任の重い職種ですが、やりがいがあり報酬が高いのも特徴といえます。

 

プロジェクトリーダー(PL)との違い

プロジェクトマネージャーと似た職種にプロジェクトリーダー(PL)があります。

どちらも明確な区別はされていませんが、以下のように位置付けられる場合が多いです。

 

  • プロジェクトマネージャー:プロジェクト全体を管理する

  • プロジェクトリーダー:プロジェクトの領域単位で管理する

 

例えば、スマホアプリ開発をする場合、全ての統括をするのがプロジェクトマネージャー、その中のエンジニアを統括するのがプロジェクトリーダーといったイメージです。

 

プロジェクトマネージャーの仕事内容

 

プロジェクトマネージャーの仕事内容な多岐に渡ります。

 

  • スケジュール管理

  • チーム編成

  • 品質管理

  • リスク管理

  • 業務サポート

 

このように、全ての業務に責任を持つのがプロジェクトマネージャーの仕事です。まずは顧客からヒアリングを行い、業務に関わるチームメンバーを選出します。その後、あらゆる業務を取りまとめ、品質を担保して納品するまでが仕事です。

 

プロジェクトマネージャーに必要なスキル

 

プロジェクトマネージャーに必要なスキルは以下の通りです。

 

  • 業界の知識や経験

  • マネジメントスキル

  • 問題解決能力

 

それぞれについて、詳しく解説していきます。

 

業界の知識や経験

プロジェクトマネージャーは、業務全体に関わる仕事です。よって業界の知識や経験が求められます。

実際に作業はしませんが、チームを管理したり、トラブル対応したりするには、ある程度の知識が必要です。

クライアントとのコミュニケーションでも、業界の知識を聞かれることが多いため、実務経験は必須となるでしょう。

 

マネジメントスキル

プロジェクトの進行はチームで行います。よってチームを引っ張っていく、マネジメントスキルが必要です。

チームの雰囲気を良くするだけでなく、目標設定や状況に合わせた対応力など、プロジェクトが円滑に進むようにマネジメントを行わなければなりません。

特にチームをまとめるコミュニケーション能力も問われます。そのため仕事ができるだけでなく、人当たりの良さも求められるでしょう。

 

問題解決能力

問題やトラブルが発生すると、まずプロジェクトマネージャーが指示を出さなければなりません。そのため、問題解決能力と決断力が求められます。

トラブルが発生した時に、冷静に原因を分析し、チーム全体に共有します。そして人員や予算の調整、スケジュール変更など、決断を重ねなければいけません。

よって問題を的確に分析し、冷静に対処できる人が向いています。

 

プロジェクトマネージャーはどんな性格の人に向いている?

 

プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴は以下の通りです。

 

  • コミュニケーション能力が高い人

  • 責任感の強い人

  • 鈍感な人

 

それぞれについて、詳しく解説していきます。

 

コミュニケーション能力が高い人

プロジェクトマネージャーは、チームメンバーだけでなく、クライアントや自社の上層部など、さまざまな人と関わります。よって、良好な人間関係を築けるコミュニケーション能力が求められます。

特にプロジェクトの進行では、クライアントの意向とチームの考えが異なる場合があります。そんな時は、両方の立場に立って考え、お互いを尊重した上で話し合いをしなければなりません。状況によってコミュニケーションの方法を変える必要もあるでしょう。

よって高いコミュニケーション能力を持っている人は、プロジェクトマネージャーに向いています。

 

責任感の強い人

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの全責任を負う役職です。よって責任感の強い人でなければ務まりません。

プロジェクトには、トラブルや急な予定変更がつきものです。普通の人なら投げ出したくなるようなトラブルにも直面することもあります。

責任感のある人なら、最後までプロジェクトと向き合い、成功に導けるでしょう。

 

鈍感な人

プロジェクトマネージャーと聞くと、頭が切れてあらゆることに神経を尖らせているイメージを持つと思います。もちろんキレキレのプロジェクトマネージャーもいますが、実際は穏やかで鈍感な人の方が、上手くいく場合が多いです。

その理由は、仕事における責任の重さが関係しています。

 

プロジェクトは長期間にわたって進行します。ずっと気を張り詰めたままだと、メンタルがやられ、途中で離脱というケースも。またチームとクライアントの板挟みになり、文句や悪口を言われることも増えます。

そんな時に、あえて鈍感になれれば、大きなストレスを抱えることなく、プロジェクトを進行できます。このように、鈍感力もプロジェクトマネージャーに必要なスキルといえるでしょう。

 

プロジェクトマネージャーの年収・報酬相場

 

プロジェクトマネージャーは、業界に精通し、プロジェクト全体をまとめる役職です。よって報酬相場も高く、年収1,000万円を超えることも珍しくありません。

フリーランスエージェントconema workでPMの案件を調べた結果が以下の通りです。

 

  • ITコンサルタント(PM):月額〜150万円

  • 全社的リスク管理(ERM):月額〜200万円

 

どの案件も報酬単価が高いことがわかりました。求められるレベルも高いですが、その分、報酬に反映されているようです。

 

プロジェクトマネージャーのキャリアを積み重ねていこう

今回はプロジェクトマネージャーの仕事内容や必要なスキル、年収相場などを解説してきました。

プロジェクトマネージャーは責任が重く、幅広い知識が必要な職種です。しかし、やりがいがあり、報酬単価も高い傾向にあります。

 

これからプロジェクトマネージャーのキャリアを歩みたい方は、スキルや経験を積んで、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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