近年、IT人材の重要性が叫ばれ、UI/UXデザイナーの需要が高まってきています。特にWebサイトの開発や制作に関わるUI/UXデザイナーは、重宝される存在です。そしてUI/UXデザイナーとしてキャリアを積みたい方は、着実に年収アップをしたですよね。そこでこの記事では、UI/UXデザイナー向けに、年収をアップさせるポイントを紹介します。
求人サイトindeedの調査によると、日本のUI/UXデザイナーの平均給与は約49万円。年収に換算すると約588万円となります。
日本の平均年収433万円(国税庁)よりも高い傾向があり、高所得に分類されます。
UIデザイナーとUXデザイナーは共通項が多く、混同されがちです。
そこで、UIデザイナーとUXデザイナーの特徴を解説します。
UIとは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略で、ユーザーが製品に直接触れる部分を指します。例えば、アプリの画面やWebサイトのページそのものがUIにあたります。これらを使いやすいデザインにしていくのがUIデザイナーの役目です。
UXとは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で、ユーザーが製品を使って得られる体験を指します。アプリを利用して楽しい気持ちになったり、Webサイトで面白い体験ができたりするのがUXにあたります。このようにユーザーの体験をより良くするのがUXデザイナーの役目です。
それでは、UI/UXデザイナーが収入を上げるためのポイントを解説します。
着実に年収を上げたいなら、実務経験を積んで上級工程を目指しましょう。IT業界問わず、上流工程に行くほど年収は高くなります。
UI/UXデザイナーであれば、プロジェクトマネージャーやWebプロデューサーなどにキャリアアップも可能です。
例えばプロジェクトマネージャーの平均年収は891.5万円(経済産業省)。
UI/UXデザイナーの平均年収から約300万円アップする計算です。
UI/UXデザイナーは幅広い業務に関わるため、キャリアアップしやすい職種といわれています。ぜひ実務経験を積んで、キャリアアップを目指しましょう。
Webデザイン関連の資格を持っていれば、自分のスキルを証明できます。特にフリーランスとして仕事を獲得する場合、大きなアピール材料になるでしょう。
UI/UXデザイナーの業務に役立つ資格は以下の通りです。
ウェブデザイン技能検定
Google UX Designプロフェッショナル認定
Webクリエイター能力認定試験
HTML5プロフェッショナル認定試験
人間中心設計専門家資格認定制度
資格があるとクライアント側も安心して依頼できます。また案件によっては資格を歓迎条件に上げている企業もあります。よって年収アップをしたいなら、資格の取得を検討してみてください。
UI/UXデザイナーとしてキャリアを積むなら、コミュニケーションスキルが必要不可欠です。なぜなら、プロジェクトマネージャーやWebプロデューサーと打ち合わせをしたり、クライアントと良好な関係を築いたりする必要があるからです。
特にキャリアアップして上流工程に行く場合、チームをまとめる能力が必要です。コミュニケーションだけでなく、リーダーシップやマネジメント能力を問われます。
よって今のうちから、コミュニケーション能力を磨いておいた方がいいでしょう。
報酬単価は選ぶ業界で決まります。どんなに高いスキルを持っていても、小規模なクライアントだと報酬は頭打ちします。
逆に規模の大きい案件や大企業の仕事であれば、高い報酬を期待できるでしょう。例えば、大きなプロジェクトを進行している企業に営業をかけるのもひとつの手です。
また、中には成果主義を導入している企業もあるので、スキル次第では大きく稼げる可能性もあります。このように、自分のスキルではなく、選ぶ業界に注目すると年収アップにつながりやすいでしょう。
年収アップを狙うなら、フリーランスとして独立するのがおすすめです。会社員だと年収に上限があり、平均年収を超えるのは難しいでしょう。特に中小企業の場合は、年収500万円にも到達しないケースがほとんどです。
フリーランスであれば、実力次第で報酬が上がるため、会社員より稼ぎやすくなります。もちろん成果主義にはなりますが、実務経験が豊富な人は独立する選択肢もおすすめです。
ではフリーランスとして独立すると、どのくらいの年収が見込めるのでしょうか。
UI/UXデザイナーとして年収を上げるには、資格やスキルを身につけて、実務経験を積んでいくのが近道です。また年収1,000万円を超えたいなら、フリーランスとして独立するのもおすすめです。
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