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UI/UXデザイナーとは？具体的な仕事内容と活躍のために必要なスキルを解説

Sakura Ion / 佐倉衣音 2023-08-28 15:48:52

サービスやプロダクトを使いやすくデザインするUI・UXデザイナー。需要が高く、多くの企業で活躍できる仕事です。また、非常にやりがいのある仕事として人気の職種でもあります。では、UI・UXデザイナーは具体的にどのような仕事なのでしょうか。必要なスキルも併せて解説します。

 

UIデザイナー・UXデザイナーとは

 

UI・UXデザイナーとは、Webサイトなどをユーザーに使い心地よくデザインする仕事です。では、それぞれの具体的な仕事はどのような内容なのでしょうか。

 

UIデザイナーの仕事内容

UIデザイナーの仕事はユーザーが使いやすくデザインすることです。ユーザーが求める情報や目的に簡単にたどり着けるようにするなど、直感的に操作・理解できるように設計します。Webサイトに加え、機械やソフトウェアなどユーザーが直接触れる部分をデザインしていきます。

具体的な仕事内容は、写真やボタン、文章などをユーザーが使いやすい場所に配置することです。クライアントが求めるイメージを咀嚼しながら、導線を考えデザインし、テスト運用まで行います。

 

UXデザイナーの仕事内容

UXデザイナーの仕事は、「使いやすい」というUIデザインに加えて「使っていて楽しい」などの満足感を覚えさせるためのデザインを行うことです。ユーザーの体験をデザインすることがUXデザイナーの特徴です。

具体的には、マーケティングやサイト分析、ユーザーへのインタビューなどを通してコンテンツ全体のデザインを行います。

 

Webデザイナーとの違い

WebデザイナーはWebサイトの構築を行います。クライアントが求めるイメージを実現するため、全体の構成だけでなく使い心地のいいデザインをします。

Webデザイナーはクライアント目線でデザインするのに対し、UI/UXデザイナーはユーザー目線でデザインします。よく似た仕事だと考えがちですが、これらにはこのような違いがあるのです。

 

UI/UXデザイナーの平均年収

 

求人ボックスの調査によると、UIデザイナーの平均年収は正社員で598万円、UXデザイナーは624万円となっています。どちらも給与幅が広いため、自分のスキルや知識、経験などによって差があると考えられます。そのため、ステップアップすることで給与がアップする可能性もあります。

また、派遣社員は平均時給1,996円、パートやアルバイトは1,303円となっています。

 

参考：求人ボックス給料ナビ「UIデザイナーの仕事の年収・時給・給料（求人統計データ）」

　　　求人ボックス給料ナビ「UXデザイナーの仕事の年収・時給・給料（求人統計データ）」

 

UI/UXデザイナーに必要なスキル4つ

 

UI/UXデザイナーに必要なスキルは以下の4つです。

  • コミュニケーション能力

  • デザインスキル

  • ブランディング能力

  • 流行分析能力

具体的にどのようなスキルか解説します。

 

コミュニケーション能力

UI/UXデザイナーはチーム内でミーティングを行いイメージをすり合わせたり、クライアントから課題や目的を聞いたりなど、社外問わずコミュニケーションをとる機会があります。

特にUXデザイナーはチームやクライアントだけでなく、ユーザーに意見を尋ねることがあります。そのため、コミュニケーション能力は欠かせません。

 

デザインスキル

UI/UXデザイナーはWebデザイナーなど他クリエイティブ系デザイナーと異なる知識を使用します。クリエイティブ系デザイナーほどの知識は必要ありませんが、デザインの基礎やプログラミング言語を理解していれば、チームの連携がスムーズとなり生産性がアップします。

また、FigmaやIllustrator、AdobeXDの知識があれば、自分のイメージするものをチームに共有しやすくなるでしょう。

 

ブランディング能力

クライアントの目標を達成するためには、市場や競合をリサーチしてどのような課題を解決するか認識する必要があります。また、サービス・プロダクトを通して満足感を得てもらうため一貫性のあるものを制作することも大切です。そのために、ブランディング能力やマーケティング能力は欠かせないのです。

 

流行分析能力

UI/UXデザイナーは使いやすさを求めることはもちろん、ユーザーに満足してもらうために流行を取り入れることも大切です。年々変化する流行に置いていかれないよう、現在の流行を分析するスキルも必要になります。業界の動向もチェックしておきましょう。

 

未経験からUI/UXデザイナーになる方法

 

UI/UXデザイナーの需要は高まっています。しかし、未経験ではなく即戦力として働ける経験者を求めている企業が多いです。そのため、未経験からUI/UXデザイナーを目指すのは困難でしょう。

ただし、Webデザインの専門学校や通信講座で基礎から学びスキルを身につければ、UI/UXデザイナーの夢を叶えられる可能性もあります。また、ユーザー目線で考える職種についていた方や、Webデザイナーとして活動していた方もUI/UXデザイナーへの転向も期待できるでしょう。

 

まとめ

 

UI/UXデザイナーは、ユーザーが「使いやすい」「使っていて楽しい」と感じてもらえるようにデザインを行う非常にやりがいのある仕事です。客観的に物事を考えられる方や、０からプロダクトを制作したい方は活躍できる仕事でしょう。

本記事で紹介した必要なスキルを身につけ、UI/UXデザイナーとしてステップアップしましょう。

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